2009/03/09.Mon
男一匹。
コミックエッセイ劇場でいただいたコメントで、何件かあった質問に
「ところで『男一匹』ってどういう意味ですか」
というのがありました。
ふむ。
読む人によっては聞き慣れない言葉でもあるのだな~。
「男一匹」という言葉では、辞書で調べても載っていないので
「一匹」をgoo辞書で調べてみますと
いっぴき 【一匹/一▼疋】
(1)(ア)魚・虫・獣などの数え方で、一つ。
(イ)布などの二反分の長さ。
(ウ)昔の銭の数え方で、一〇文。
(2)人間一人をぞんざいに、また強めて呼ぶ語。
「男―わが道を行く」
とあります。
↑の(2)の意味ですね。
「女一匹」とは言わないのかな~。
「女一人」とか「(女の)細腕一本」なんかはよく言いますね。
私は「細腕」じゃないですけどね!
ええ!
拍手で頂いた質問
・「日本語能力試験」ってどんなの?
・「よろしいでしょうか」は正しいの?
は、近日中に!
「ところで『男一匹』ってどういう意味ですか」
というのがありました。
ふむ。
読む人によっては聞き慣れない言葉でもあるのだな~。
「男一匹」という言葉では、辞書で調べても載っていないので
「一匹」をgoo辞書で調べてみますと
いっぴき 【一匹/一▼疋】
(1)(ア)魚・虫・獣などの数え方で、一つ。
(イ)布などの二反分の長さ。
(ウ)昔の銭の数え方で、一〇文。
(2)人間一人をぞんざいに、また強めて呼ぶ語。
「男―わが道を行く」
とあります。
↑の(2)の意味ですね。
「女一匹」とは言わないのかな~。
「女一人」とか「(女の)細腕一本」なんかはよく言いますね。
私は「細腕」じゃないですけどね!
ええ!
拍手で頂いた質問
・「日本語能力試験」ってどんなの?
・「よろしいでしょうか」は正しいの?
は、近日中に!
スポンサーサイト
はい!4月から始まる学校が、今から楽しみです。
海野さんに質問なのですが、日本でする日本語教師と外国でする日本語教師は何か根本的に違うことがあるのでしょうか?
また、僕は外国で日本語教師をしたいと考えているのですが、やはり現地の言葉が上手に話せたほうがいいのですか?
さて「日本でする日本語教師と外国でする日本語教師は何か根本的に違うことがあるのでしょうか? 」というご質問ですが・・・。
これはまたblogの記事でゆっくりとお話ししたいと思っています。
でもせっかくなのでコチラでは「現地の言葉が上手に話せたほうがいいのですか?」というご質問に先にお答えします。
私自身は海外の日本語学校で働いたことがないので、詳しいことは
わかりません。
でも、日本語教師仲間(?)で海外に行っていた、または行っている
人がたくさんいるので、彼らから聞いたお話によると・・・
採用条件による、とのことです。
ただ、絶対に行きたい国があるなら、ある程度話せた方が
有利な場合が多いと思います。
(その国で生活するわけですしね~)
勿論、全然話せなくても条件さえ合えば、採用されることもあるので
まずは日本語教師としての資質を高めておくことが大切ではないかと。
すみません、特に参考になるような話ではなかった・・・。
また今度じっくり書きます!
『日本人の知らない日本語』、pp.84~85
「鮪」というのは、現代ではチョウザメの意味でも使われますが、本来の意味はヘラチョウザメです。昔の日本人は、これをカジキマグロ(本当はカジキはマグロじゃないんですが)と解釈しました。長い嘴のある青黒い魚、というと他には例が少なそうなので。
「鮭」が日本語ではシャケ(江戸っ子です)で漢語ではフグ、というのはアクアリストの間ではそれほど知られてはおらず、むしろ「鮎」が日本語でアユ、漢語でナマズというのが知られているように思います。
なんと!
ヘラチョウザメでしたか!
すみません、ヘラチョウザメは知らないんです・・・ヘラチョウザメじゃ
キャビアはとれないんですか。残念です。
一応、大修館書店の『漢語林』にはチョウザメの一種と記載がありました。
中国人にも確認したら(自称漢字マニア)「チョウザメ!キャビアとる!」と
言っていたので・・・。
鮭に関しては、マユツバな説(「三文魚」と書くと)を聞いたのですが
どうやら本当らしいですね。
例によって例の如く、「地方によって違う」のでしょうか・・・。
ところで何よりも驚いたのは「アクアリスト」という言葉。初耳でした。
勉強になります!
この間”日本人の知らない日本語”を購入しました、本当に面白い本ですね、日本語の勉強にもなりまして、ありがとうございます。
ところで、一つ質問ですが、
鮪=チョウザメ
鮭=フグ
本当に中国の学生がそう言ったですか?
中国のオンライン辞書(http://xh.5156edu.com/)で"鮪"を検索すれば、意味は日本と同じのマグロでした。昔の本にはチョウザメを指すをも書いてあるけど、明らかに常用ではありません。
"鮭"も日本語と同じシャケです、フグとかは全然書いていません。(他のサイトにはフグを書いてありますが、同じ昔の使い方です)
台湾のオンライン辞書も同じ結果です。
http://dict.revised.moe.edu.tw/
”刺鮭”なら確かにトゲのあるフグですが、ネットで検索すればほとんど台湾南部の地元料理を言う時で使います。それ以外現代の中国語に”鮭=フグ”の使い方はほぼありません。
中国人にも聞きましたが、みんな”そうなの?”の顔してたです。。。
実は日本のサイトには”鮪=マグロ”と”鮭=フグ”を何回も見かけたことがあります、でも現代中国語の使用者として、自分の経験とは食い違うので、あえて質問します。
以上、よろしくお願いします。
そして本のお買い上げもありがとうございました!
(外国人学習者の日本語の勉強に役立つかどうかはわかりませんが・・・)
> ところで、一つ質問ですが、
> 鮪=チョウザメ
> 鮭=フグ
> 本当に中国の学生がそう言ったですか?
はい。
確認のため、現在教えている学生にも聞いてみました。
すると、「古い言い方ですが・・・」と言って説明してくれました。
中国で鮪や鮭などが一般的に食べられるようになったのは最近らしく、
(沿岸部の人は昔から食べていたと思いますが)
これらの漢字が出てきたときに辞書で調べたのではないかと思います。
今、鮭は「三文魚」と言うそうですが、これもここ数年前から言い出したようですね。
魚や野菜の名前は地方によって違うらしいので、この種類の質問をすると
いつも大変なことになりますよ(笑)
本当に中国は広いですねぇ(といつもこれで締めくくります)。
私が気になるのは
> ”刺鮭”なら確かにトゲのあるフグですが、ネットで検索すればほとんど台湾南部の地元料理を言う時で使います。
これです。どんな料理なんでしょう・・・。
刺鮭料理は以下のサイトには少し写真があります、ご参考まで~
http://www.mobile01.com/waypointdetail.php?id=3243
(本州では味がいいのは知ってるけど、トゲの処理が面倒で商売にならないと避けられてる魚ですが…)
日本の魚の名前は面妖ですよね…出世魚なんか東西で呼び名が変わるんですよ…千葉県民ですが、つい最近まで
ワカシ、イナダ、ハマチが同じ魚だって知りませんでした…。
しかもまた「ハリセンボン」のことを「ふぐ」って言ってしまっている私。
ふぐってトゲトゲないんですね(いろんな種類がありますけど。あるのもいるかな?)。
出世魚は地方によって名前も違いますよね~。
割烹でアルバイトしていた学生に質問されて困ったことがあります。
> > http://www.mobile01.com/waypointdetail.php?id=3243
>
> フグが!
> フグの飾りがありましたね!
・・・あれはハリセンボン・・・